2013年09月01日
言葉の味
《言葉の味》
ポーランドのワルシャワ生まれの学者で、
神経言語プログラミングやゲシュタルト療法などの心理学にも影響を与えた、
アルフレッド・コージブスキーさん。
彼は大学で講義をしていましたが、
ある日、学生たちへの講義を突然中止しました。
そして、白い紙に包まれたビスケットの包みを
彼のブリーフケースから取り出したのです。
「何か食べたかったんだ」
などと彼はぶつぶつ言いながら、
前列に座っていた学生達にビスケットを勧め始めました。
「うまいだろう」
そうコージブスキーさんは言うと、
二枚目のビスケットを取り出します。
学生達は元気にビスケットを食べていました。
するとコージブスキーさんは、
ビスケットの包みを覆っていた白紙を取り払って
元々包まれていたパッケージを見せたのです。
そこには犬の絵が描いてあり
“Dog Cookies”
と書かれていました。
学生達はそれを見るとショックを受け、
2人の学生が手を口にあて、
トイレに向かって走り出しました。
コージブスキーさんは言いました。
「みなさん、わかったでしょう。
これは人々が食べ物を食べるときに
言葉も食べていることを示したのです。
食べ物本来の味は、
しばしば言葉の味に劣ります」 と。
メルマガ輝く未来ビトより
人は食物を味や食感で食べているだけではなく
言葉や資格や記憶などから作られる思考で味わっているのかもしれないですね
Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 11:23│Comments(0)
│今思った事 考えた事