心の声

五体満足で生まれただけでも幸せですよね

成長するにつれてそのときの記憶が薄れ、勉強が多少出来ない事や言う事を聞いてくれない事に不満を漏らす

五体満足なだけでも幸せなのに

そんな事を感じました

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母は、僕を産む前、

一人目の子を流産し、

とても悲しかったそうです。


だから僕を授かった時、

とっても嬉しかったそうです。


しかし、途中早産になりかけ、

入院しなければなりませんでした。


母は本当に我が子を抱くことが出来るのか不安でいっぱいで、

いっそのこと早く産まれて安心したいを思ったそうですが、

お医者さんからは、

「一日でも長くお腹におくことで

人間としての機能を作る為の大切な月日だ」

ということを教えて頂いたそうです。


予定日より二週間早く産まれましたが、

元気な泣き声をあげて、

僕は無事に産まれてきました。


お腹の中で機能もちゃんと成長し、

五体満足で産まれて来てくれて、

ホッとしたそうです。


その話を聞いた時に母から、

「あなたは、私たちの宝物よ」

と言ってもらい、

お腹の中にいる時から、

僕は、父と母に心配させてしまったけれど、

そんな父母の子供に生まれて来たことに感謝した。


将来、その気持ちに答えられるような人間になりたい。


(「たった一言でコンテスト」第2回受賞作品より）


輝く未来ビトより
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