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2012年03月13日

子どもが輝く幼稚園

これからの教育はこれですね

昔は家庭で色々体験できたけど

今は家庭では出来ない

だからこそこの様な幼稚園が必要ですね

ーーーーーーーーーー

【子どもが輝く幼稚園】


月刊致知メルマガより。

『風の谷幼稚園』http://www.kazenotani.net/index.html 

という世間一般とはだいぶ違った幼稚園があります。

50を過ぎた主婦だった

天野優子さんが創業した幼稚園。

そのほんの一端に触れられると思います。


―――


子どもたちには三歳の時から

金づちと釘を使わせ、

車などの遊び道具を作らせます。


当然初めはうまくいきません。

釘が曲がってしまったり、

板からはみ出てしまったり。

そんな時は

「釘を抜けば、また打てるんだよ」

と声をかける。

それで穴ぼこだらけになったなら、

板をひっくり返せばいい。


おかげで、風の谷幼稚園の子どもたちの中には 

「失敗」という言葉がありません。

そうやってうまくいかなかった時に、

まだ可能性があるはずだ、

何かいい方法があるはずだと

発想できる力を身につけることが、

生きる上で大切になってくるのです。

だから縄跳びでも、

体の未発達な四歳の時期に

あえて「できない」という事実にぶつけさせ、

課題をクリアするための方法を分析させます。


以前、子どもたちにカルタ作りをさせたところ、

こんな読み札を作った子がいました。




「やればできると思えばできる」




皆より体も小さく、

つまずきながら進んできた子でしたが、

私はそれを見て、もう卒園したっていいよと思いました。


それさえ分かっていればどこへ行っても大丈夫。


幼児期とはそうした経験の積み重ねの中から、

揺るがない自己をつくっていく期間でもあるのです。



しかしながら現在、

幼児教育を取り巻く状況は惨憺たるもので、

私のやっていることなど焼け石に水にもならないと、

悲観的になってしまうことがあります。


上の世代から伝わってくるもののなさ。


人間は、人間が愛情を持って育てない限り、

ちゃんとした人間にはなれないものなのです。


それでも自分にできる精一杯のことはやる。

幼稚園を立ち上げる時、

三億円のお金を借りるため、

夫の実家も何も全部担保に入れ、

以来十年近く無給で働いています。


人を信頼することが難しい世の中において、

そうした私の行為は多くの人に

「本気」として映るようです。



開園当初は、絆創膏を買うお金もなかったこの幼稚園に、

いま年間四百万円近くの寄付金が集まります。

来年、その集まったお金で、

幼稚園のそばに五百坪の土地を買い、

自然の広場を作る予定です。

私たちの理念に共感してくださり、

現在では入園のために

他府県から家族ごと引っ越してこられるケースも珍しくありません。



光が一杯に溢れ、風が流れる幼稚園。


この場所が子どもたちの

よきふるさとになってくれることを願っています。


メルマガ【輝く未来ビト】より
登録は空メールで
00576250s@merumo.ne.jp


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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 22:29│Comments(0)今思った事 考えた事
 
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