2012年02月26日
シアワセの定義
幸せって何だろう
人と比べる毎日から
今あるものに気づく事でしょうね
ーーーーーーーーーー
【シアワセの定義】
ギブ&ギブメルマガより♪
http://goo.gl/ajVhV
大学卒業後、
就職のため故郷を離れ、上京した。
内定を貰えな学生も多くいる中で、
希望の就職先から内定を貰い、
自信に満ちあふれていた。
もちろん、若気の至りだと言えばそれまでだが、
高い倍率、幾度もの面接を経て、
自分は選ばれた者だと自惚れていた。
会社内では、夕方に帰るサラリーマンを嘲笑しながら、
申告もせず、夜遅くまで残業した。
不相応な料理や酒を先輩たちの進めるがままに食し、
飲み、改めて自分がの社会的立場が高いことを実感した。
ところが、そんな生活は、突然に破綻した。
自分でも「病気」だと思った。
打ち合わせの席で、
相手が用意した資料に間違いがあることに気づいた時だった。
何故だか体が異常に興奮し、手が震え始めた。
心臓の音が頭の中まで伝わって来た。
足が震えだし座ることさえも出来なくなって椅子からずり落ちた。
目を開けていることすらできなかった。
床にひざまずいて両手で頭を抱え、
死ぬかもしれないとまで感じた。
救急車で搬送され、病院で心臓の検査を受けたが、
異常は無いと言われた。
しかし、発作は続いた。
二度目も検査では異常は無いと言われ、
三度目に搬送された時には、
検査をした後、精神科の外来で診察を受けた。
心療内科で「うつ」と診断され、
会社を休むことになった。
両親の元に戻り療養することになった。
当初2週間だった休職期間は2ヶ月になり、
また2ヶ月、2ヶ月と更新されていった。
故郷で自分が幼い頃に遊んだ公園や、
川や、神社に散歩に出かけた。
懐かしいという思いよりも、
情けない気持ちばかりだった。
何故こんな目に遭わされるのか悲嘆にくれ、
疲れ果て、生きていても意味がないと思い続けていた。
両親は励ましもしてくれたし、慰めもしてくれた。
付き合っていた彼女もよく愚痴を聞いてくれたと思う。
けれども、東京に就職したわが子が、
日中に近所を散歩していては、
世間体が丸つぶれだとも言われた。
友人にも後ろめたくて会えなかったし、
それまで威張っていたことを後悔した。
ある深夜番組を見るとも無しにつけていたときに、
耳に飛び込んできた。
「人間は幸せになるために生きている」
人間は沢山のものを背負って生きているし、
これからも背負い続けなければならない。
でも、その中で、
本当に自分が背負わなければならないものは、
ほんの一部でしかない。
自分が価値を認めた全てのものを背負う必要はないし、
新しい価値を見つけたら
今まで背負ってきたものを捨ててしまってもいい。
肩の荷が下りる
という言葉がぴったりと合うフレーズだった。
いい大学に進む価値。
人気の会社に勤める価値。
高い給料。銀座や赤坂のお店。
今では、結婚し、
子供も二人居る。
勤めている会社は小さくなったけれど、
子供たちと一緒にお風呂に入ったあと、
二本のアイスキャンディーを三人で分けて食べるのが、とても楽しい。
(たった一言でコンテスト第2回「いい言葉で賞」受賞作品より)
メルマガ【輝く未来ビト】より
登録は空メールで
00576250s@merumo.ne.jp
人と比べる毎日から
今あるものに気づく事でしょうね
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【シアワセの定義】
ギブ&ギブメルマガより♪
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大学卒業後、
就職のため故郷を離れ、上京した。
内定を貰えな学生も多くいる中で、
希望の就職先から内定を貰い、
自信に満ちあふれていた。
もちろん、若気の至りだと言えばそれまでだが、
高い倍率、幾度もの面接を経て、
自分は選ばれた者だと自惚れていた。
会社内では、夕方に帰るサラリーマンを嘲笑しながら、
申告もせず、夜遅くまで残業した。
不相応な料理や酒を先輩たちの進めるがままに食し、
飲み、改めて自分がの社会的立場が高いことを実感した。
ところが、そんな生活は、突然に破綻した。
自分でも「病気」だと思った。
打ち合わせの席で、
相手が用意した資料に間違いがあることに気づいた時だった。
何故だか体が異常に興奮し、手が震え始めた。
心臓の音が頭の中まで伝わって来た。
足が震えだし座ることさえも出来なくなって椅子からずり落ちた。
目を開けていることすらできなかった。
床にひざまずいて両手で頭を抱え、
死ぬかもしれないとまで感じた。
救急車で搬送され、病院で心臓の検査を受けたが、
異常は無いと言われた。
しかし、発作は続いた。
二度目も検査では異常は無いと言われ、
三度目に搬送された時には、
検査をした後、精神科の外来で診察を受けた。
心療内科で「うつ」と診断され、
会社を休むことになった。
両親の元に戻り療養することになった。
当初2週間だった休職期間は2ヶ月になり、
また2ヶ月、2ヶ月と更新されていった。
故郷で自分が幼い頃に遊んだ公園や、
川や、神社に散歩に出かけた。
懐かしいという思いよりも、
情けない気持ちばかりだった。
何故こんな目に遭わされるのか悲嘆にくれ、
疲れ果て、生きていても意味がないと思い続けていた。
両親は励ましもしてくれたし、慰めもしてくれた。
付き合っていた彼女もよく愚痴を聞いてくれたと思う。
けれども、東京に就職したわが子が、
日中に近所を散歩していては、
世間体が丸つぶれだとも言われた。
友人にも後ろめたくて会えなかったし、
それまで威張っていたことを後悔した。
ある深夜番組を見るとも無しにつけていたときに、
耳に飛び込んできた。
「人間は幸せになるために生きている」
人間は沢山のものを背負って生きているし、
これからも背負い続けなければならない。
でも、その中で、
本当に自分が背負わなければならないものは、
ほんの一部でしかない。
自分が価値を認めた全てのものを背負う必要はないし、
新しい価値を見つけたら
今まで背負ってきたものを捨ててしまってもいい。
肩の荷が下りる
という言葉がぴったりと合うフレーズだった。
いい大学に進む価値。
人気の会社に勤める価値。
高い給料。銀座や赤坂のお店。
今では、結婚し、
子供も二人居る。
勤めている会社は小さくなったけれど、
子供たちと一緒にお風呂に入ったあと、
二本のアイスキャンディーを三人で分けて食べるのが、とても楽しい。
(たった一言でコンテスト第2回「いい言葉で賞」受賞作品より)
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登録は空メールで
00576250s@merumo.ne.jp
Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 16:04│Comments(0)
│今思った事 考えた事