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2012年02月22日

ブータンに見習え、我が家のブータン

幸せの国Japan

そう呼ばれるのに必要なのはけしてお金ではないと思う

必要なのは幸せを感じる心だと思う


ーーーーーーーーーー

我が国が明治維新以降、

ずっと追い求めてきた

“幸せになる基準”は、

欧米列国同様、

経済の発展、物質的な豊かさ、

便利・快適な生活だった。


それらを表す指標がGDP(国内総生産)なのだが、

バブル経済崩壊後、

日本人はそういったものに

あまり心が動かなくなった。


ここまで豊かさを極めてしまったら、

感覚がマヒするのも当然かもしれない。


「国民の幸福度ランキング」では、

世界178か国中90位。

13年連続で自殺者が3万人超。


「幸感力」という本を読んで、

私たちはずっと「幸せになろう!」と頑張ってきたが、

その為に手に入れた「豊かさ」は、

「幸せになる」とイコールではなく、

「感じるもの」だったことに気づかされた。


脳科学者の黒川井保子さんは、

長年「幸せ脳」の研究をしてきた。


生まれたばかりの赤ん坊を目の前にして、

「幸せに満ち溢れた脳の持ち主にしよう」と考えた。


そこで、歴史上、天才と呼ばれた人たち、

成功して多くの人から愛された人たち、

今天才と呼ばれている人たちに関する文献を読み漁った。

そこから共通する3つの特徴を見つけた。


(1) 好奇心がとても旺盛。

いろんなものに「なんで?」とか、「おもしろそう」とか、「やってみたい」と思う。


(2) 意欲がわいて止まらない。

面白い、やってみたいと思ったことに挑戦し、

例え失敗しても、いちいちがっかりせず、

成功するまでやり続ける。

(3) 小さなことにもすぐ感動する。


では、どんな育て方をすれば、

「幸せ脳」を持った子に育つのか。

研究を続けて11年。

答えはとてもシンプルだった。


(1) 早寝・早起き・朝ごはん

(2) 読書(ハッピーエンドの物語が良い)

(3) シャワーではなく、お風呂

(4) 運動が好き。スポーツが得意でなくとも、体育が好きになればいい。


中でも、「早寝・早起き・朝ごはん」は絶対条件と

黒川さんは断言します。


大人は自分にあった生活習慣で良いそうだ。


GNH(国民総幸福度)の指標を打ち出しているブータンは、

きっとみんな「早寝・早起き・朝ごはん」なのかもしれない。


先日、NHKのラジオ『ぼやき川柳』を聞いていたら、

こんな川柳があった。


『ブータンに見習え

我が家のブータン』


ここで、笑える人は幸せだと思う。


(みやざき中央新聞12月5日号 社説より)


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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 22:20│Comments(0)今思った事 考えた事
 
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