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2013年04月01日

保留コーヒー

《保留コーヒー》

*この物語は、寒い冬の日に飲む一杯のコーヒーのように
 あなたの心を暖めてくれるでしょう

ある日私と友人は、小さなコーヒーハウスに入り、
それぞれコーヒーを注文した。

テーブルにつこうとすると、二人の客がカウンターに向かい

「コーヒー五つ。三つは”保留”で」

と言ってコーヒー五杯分の支払いを済ませていた。

「コーヒーの保留って?」
「まあちょっと見てようか」

二人の女の子がそれぞれ一杯分のコーヒーを買っていった。
次に三人の弁護士が七杯のコーヒーを注文し、四杯を”保留”にしていった。

暖かい日差しの中、私はカフェの前にある広場の眺めを楽しみながら、コーヒーの”保留”について思いを巡らせていた。

すると突然、みすぼらしい服を着た物乞いの男がカフェのドアを抜け、店員に丁寧にこう聞いた。

「すみませんが、”保留”のコーヒーはありますか?」


−−それはとてもシンプルな答えだった−−

人々は、暖かい飲み物を買う余裕のない誰かのために”先払い”をしていたのだ。

この風習はナポリで始まり、世界中に広まっていった。
今ではコーヒーだけでなく、サンドイッチやパンも”保留”できる場所が現れるようになったという。



この物語を読んでくれた人の”いいね”や”シェア”で、
暖かい気持ちが次の誰かに受け継がれて行くかもしれません。



出典:
https://www.facebook.com/SuspendedCoffeess
”保留”コーヒーを広める方法が示されています。

とても心温まるお話です
これは是非日本でも広まると良いですね

新垣 幸之さんのブログより

保留コーヒー


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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 00:22│Comments(0)感動話
 
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