てぃーだブログ ›  心の声 › 感動話 › お墓に配達された御礼状

2012年11月23日

お墓に配達された御礼状


「お墓に配達された御礼状」


福岡県の
お墓に配達された御礼状

川辺さんと言う方が、数年前の新聞に投稿されていた記事です。


自分たち夫婦が結婚して20周年を迎えた。


20年を無事に迎えることが出来たのは

結婚式に出て下さった人たちが支えてくれておかげだと…


20年前の結婚式に出席して下さった方たちに、お礼の手紙を書かれたそうです。


書いてる最中に、ご主人が奥さんに聞かれたそうです。


「この手紙を出す人の中で、一番お世話になって人は誰だと思うか?」と

奥さんは「あなたのご両親でしょうね」とおっしゃったそうです。


ところが亡くなったご両親ですから、どこにおられるかと言うと、

福岡市内の市営平尾霊園に眠っておられるのです。


それでも手紙を書こうと言って、御礼状を書いて、

宛名は福岡市平尾霊園川辺家××××と言う戒名だけで、ハガキを出されたそうです。


戻ってくるハガキだったのですが、戻ってこなかったのです。


奥さんは娘さんを連れてお盆にお墓参りに行かれたら、

風で飛ばないように石がおかれ、

濡れてもいいようにビニールに包まれたハガキが、

このお墓の前にきちんと配達されていたそうです。



それを見て驚いた奥さんは、霊園の事務所に行って聞いたそうです。


その事務所の方は、

郵便配達の方が来られ、このハガキを届けたいので、

場所を教えて欲しいと言って、

配達して帰られたそうです。


このことを知り、川辺さんは新聞に、

「私は一人の市民として、こんな優しい人たちが影で支えてくれている、

福岡という町が大好きになりました。」

と書いたそうです。


この時の郵便配達の人も、

決して褒められたいとか、

認められたいとか、お礼を貰いたいとか

損得ではないから、

人の心を動かすような「であい」になったのだと思います。



人間と言うのは、いい人に出会いたい、いいことにめぐりあいたいと思う人はたくさんおられるが、

じゃあ自分が他の人にいいことをしてあげているか、

自分が人としていい人で、

であっているかということが、

もっと大事なのです。


林覚乗和尚のDVD『であい』より

ゆうの100人の1歩より
空メール登録は↓
00551553s@merumo.ne.jp


スポンサードリンク
同じカテゴリー(感動話)の記事
3匹の像
3匹の像(2015-05-09 07:09)


Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 12:14│Comments(0)感動話
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

スポンサードリンク