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2011年12月26日

真っ赤なお鼻のトナカイさん

はいっ
タイミングに乗り遅れました
がっステキな物語です♪

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「赤鼻のトナカイ」


みなさん御存じのクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」ですが、サンタクロースの話の元になったと言われる詩集「聖ニコラスの来訪(1823年)」には、赤鼻のトナカイはいません。

赤鼻のトナカイの初出は1939年にアメリカの大手デパートが宣伝用に配布した冊子の中で、

トナカイの名前はルドルフといいます。

作者はロバート・メイ。

そのデパートに勤めるコピーライターでした。

彼には妻と娘がいましたが、娘が2歳のときに妻は病魔に侵され、ベットの上で過ごすことが多くなります。

世の中はちょうど世界恐慌で、ロバートの給与も高いとはいえず、彼の収入のほとんどは、妻の薬代のために消えていったそうです。

しかし、必死の治療もむなしく、妻の容体は悪化していきました。

そして、娘が4歳になったとき、ちょっとした出来事が起こります。

「どうして私のママは、みんなのママと同じじゃないの?」

娘が、ロバートにこんな質問をしたのです。

もちろん、娘に悪気はなかったでしょう。

しかし彼は、自分の子供のころ、周りの子供よりも身体が小さく、いじめられたこと。

また家が貧しかったために進学できなかったことを思い出しました。

そして今、娘にもいろんな我慢をさせてる・・・

彼は、せめて娘が幸せな気持ちになれるような言葉をかけてあげたいと考えます。

そこで即興で作った話こそ、真っ赤な鼻でいじめられ、悩みながらも、最後には自分の居場所を見つける・・・

赤鼻のトナカイのストーリーだったのです。

娘はこの話を気に入り、毎晩この話をしてほしいと彼にせがむようになりました。

そこで彼は、この話を本にしてあげようと思いたちます。

執筆のさなか、妻が亡くなるという悲しい出来事もありました。

しかし、彼は残された娘の為に書き続け、クリスマスのプレゼントとして娘に贈ることができました。

その数日後、彼は会社のパーティーに出席し、余興としてこの話を朗読。

それが出席者たちの感動を呼び、宣伝用の冊子として配られたのです。

こうしてルドルフはロバートの娘だけではなく、世界中の子供達に喜ばせるトナカイになりました。


HSコーポレーション星野 修の想い・志
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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 10:21│Comments(0)感動話
 
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