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2011年12月24日

クリスマスのお話

クリスマスプレゼントは日々感じるお母さんの愛

ステキですよね♪

_______


ある貧しい家にも、


毎年サンタクロースがやって来ていました。


お母さん一人で女の子を育てながら、


一生懸命働いて、


クリスマスプレゼントを用意していました。


小学3年生の頃までは、


「リコちゃん人形が欲しいなぁ〜、でもクマさんのぬいぐるみもいいなぁ〜」


なんて言っていたので、


貧しくても子供の笑顔の為にと、毎年用意できることを誇りにも思っていました。


しかし4年生になった翌年、


さり気無く「今年はサンタさんに何頼むの〜?」って聞いても、


「わたし、いらないの〜」と言い、


クリスマス当日の枕元にも、何も書いていないのです・・・


困りはてたお母さんは、学校で使えるようにと“ノート”や“鉛筆”などをこっそりと置きました。


5年生の時も、


6年生の時も・・・


そのたびに、お母さんは何かしら必要かもしれない物を枕元に置きました。


そんな娘も成人し、


二十歳の誕生日の日に、


お母さん宛てに手紙が届きました。


そこにはこう書かれていました。


「お母さんへ


おかげさまで無事、二十歳を迎えることが出来ました。


あの時、


お母さんがわたしを引き取ってくれなかったら、


今のわたしはありません。


お母さんが一生懸命働いてくれなかったら、


今のわたしはありません。


小言をいわれるときも、厳しく叱るときも、


お母さんの愛をいっぱい感じていたよ。


クリスマスプレゼントも、“いらない”って言っても毎年くれたしね♪


小学4年のころ、サンタクロースは親なんだってどこからか聞いて、


家も貧しかったでしょ?


だから、


お母さんに無理をしてもらいたくなくて、


頼まなかったんだよ!


それなのにお母さん、


毎年枕元においてくれてさ・・・


だからわたし嬉しくって、嬉しくって、


クリスマスの朝は、


毎年泣いてたんだ(笑)


その気持ちが嬉しくてさ・・・


そんなお母さんの子供で本当に幸せものです。


本当に本当にありがとう。


いつまで経ってもお母さんの子供であることは変わらないんだから、


これからもよろしくお願いしますね。


二十歳になった娘より」


読み終えたお母さんは、


娘のしていた不明な行動の全てがつながり、


涙がこぼれ落ちました・・・


今年のクリスマス、娘が帰ってくるかどうかは分からないけれど、


大好物を作って待つそうです。

_______


魂が震える話より
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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 12:02│Comments(0)感動話
 
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