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2014年07月18日

【私の記録は、私の精神の所産です】


私たち人間は、持っている能力の5~10%ほどしか、使っていないと言われる。

既に持っている能力・リソースに気づき、それを如何に活用し、より幸せな人生を築いていくのか

―これは永遠の課題かもしれない。



でも、歴史を遡ると、そのヒントになる要素は見えてくる。



1923年のことだった。

フィンランドの陸上選手:パーヴォ・ヌルミは、1マイル走(約1609m)を4分10秒3で走った。

当時、この記録は多くの人が驚くほどの驚異的な記録だった。

それまで37年間破られずにいた記録を、2秒も更新したからだった。


そしてその後、多くの専門家はこう助言した。

   「もうこれ以上の記録は永遠に出てこないだろう」

と。


医学者の中には、1マイル4分を切るのは人間の肉体では不可能だと唱えたり、無謀で危険な挑戦だと言う人でさえいた。


そして多くの専門家たちのいう通り、数多くのトップアスリートがその記録を破ろう!とチャレンジを繰り返したが、1マイル4分の壁を超えることはできなかった。

やがて、パーヴォ・ヌルミの記録は、こう言われるようになった。


   『brick wall(れんがの壁)』(=越えられないもの)


エベレスト登頂や南極点到達よりも難しいとさえ言われ、

「越えられないこと」が世の常と化していった。




ところが、31年後、1954年のことだった。

ある一人の大学医学部の学生が

  「不可能」



  「可能」

にした。


ロジャー・バニスター その人だった。


ロジャーは医学部という境遇を活かし、トレーニングに科学的要素を取り入れた。

自分のコンディションを分析し、2人のチームメイトをペースメーカーにし、



・・・・ついに、記録を破った。


1マイル

3分59秒04

という記録で。





ロジャーが記録を塗り替えた46日後のことだった。


さらに、驚くべきことが起こった。


フィンランドのトゥルクで、ライバルだったジョン・ランディが、3分58秒0 の世界記録を樹立したのだ。




さらにその後1年間で、ランディを含め、なんと、23人の選手たちが

 「1マイル4分」

の壁を破ると、


さらに翌年までには、300人のランナーたちが、

かつて 【不可能】 が常識とされていた壁をやすやすと乗り越えていったのだった。





   「あなたの記録は科学的トレーニングの成果か?」

そう尋ねられたロジャーは、こう答えた。




   「いいえ。私の記録は、私の精神の所産です」 






それまで多くのランナーは、

  「多くの専門家が、“不可能だ” と言ってるんだ。無理なんだろう」

そう思い込んでいた。



でも、ロジャーはそうではなかった。

  「不可能はない」

そう思っていた。そう信じていた。そう確信していた。



そして、多くのランナーは、ロジャーの姿を見て、

「不可能なこと」 が、 「可能なこと」 へと変わり、勇気づけられ、

自らの持つ可能性を信じ、チャレンジすることを決断し、

能力を発輝したことで、記録を塗り替えることができた。


メルマガ輝く未来ビトより

私達は

生まれ持った才能がどれだけあるか知りません

だから過去の経験などで自分の才能を想像し、無意識に限界を決めて居るのでしょうね

自分を信じる

それが1番の才能なのかもしれませんね♪


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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 15:07│Comments(0)今思った事 考えた事
 
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