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2011年10月23日

感動するほど合格する

感動と合格

これは使えますね

是非意味がわからなくていい

試してみるといいと思います


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木下晴弘氏のお言葉です

〜〜〜

感動ということについて、 私は塾生活の最後の何年かで不思議なことを発見した。


子どもを入試の直前に感動させると合格率が上がるのである。


なぜだかはわからない。


数も多くはないのでどこまで厳密な観察であるか、

確かなことは言いにくいのだが、

そういう傾向があるのは核心している。


感動させるといっても特別なことをしたわけではない。


最後の1年を必死に頑張ってきた受験生には私たち講師も熱い思い入れがある。


当日、入試の会場で私は子どもたちを一室に集め最後の訴えかけをする。


本当に受かってほしくて、心から言うのである。

「今日は素晴らしい舞台が用意されたね。

ここまでくれば今まで勉強してきたことを書いて出すだけだ。

その結果はダメでもいい。

別にいいじゃないか。

頑張ってきただけで素晴らしいんだ」


頭の片隅には、頑張った子と同時に頑張っていない子の姿もよぎった。

けれども、私たち講師が見て頑張っていない子というのは、

自分自身でも頑張っていないということを痛いほど感じている。


だから、自ら頑張ったと思わせないと戦う前から負けてしまう。


とにかくもうここまできたら、自分のやってきたことに自信を持ち、

力をすべて発揮してもらうしかないのである。


「もうここにいること自体が大変なことや。

宿題をサボったことも確かにあるやろ。

しかしそれでもこの会場にやって来て、ここに座っている。

授業を受けたということは勉強していたということだよな。

これをほかの人たちはなかなかできないんだ」

そんなことはない。

できている生徒はたくさんいる。

だけどそう言うのである。


「ただな、これだけ用意された舞台、君たちの力だけでできたことかな。

だれかの力もあるやろ。

ほかに力を借りたやろ?」


すると「お父さん、お母さん」という声が上がる。


中学受験では親がついてきて会場のなかにいる。

そこで私は言う。


「そうやな。

じゃあ今から入試会場に行くけど、

その前に一分間だけお父さん、お母さんのところに行ってお礼を述べておいで。


ありがとう、頑張ってくるからね。

そう一言言えば結果は問題じゃない」


すると子どもたちはパーッと散って

「今までありがとう」と伝える。


そんなことをされたらグッときて、親たちは思わず泣く。


親の涙を見て泣く子どももいて、みな感動に震えているのがよくわかる。


私は「頑張れ。存分に闘ってこい」と熱い拍手を送り、みなを出陣させるのである。


するとどうだろう。

合格するか落ちるか半々といった線上の子どもがみな見事に合格するのだ。

その理由は私にはわからない。


ひとつ言えるとすればやはり感動の力がどこかで


大きく働いているということではないかと思っている。


〜〜〜

出典

「ココロでわかると必ず人は伸びる」

木下晴弘著
総合法令出版より


ゆうの100人の1歩より
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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 21:01│Comments(0)勉強になります
 
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