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2011年08月16日

簡単やないか

さすが経営の神様

そう感じずには居られない話です


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松下電機(現パナソニック)で20年間、

NTTデータで10年間、


社長をされていた木野親之さん。


愛読紙のみやざき中央新聞に、


-「経営の神様」に教えられたこと-


というテーマで講演録が掲載されていました。



――――


私が幸之助から言われて


忘れられない言葉があります。



ある時、


「木野くん、


『変化に乗り遅れるな』というのは、


ええ言葉やな。


しかし、これは、


言葉としてあるだけで、


現実にはあり得ないよ。



“変化に気づいた時には、


もうすでに乗り遅れている”


そしたら君、どうする?」



と聞かれたのです。


私はその時、40代でした。


若いものですから、


「変化の先取りをします」と言ったんです。


すると、


「うん、いいな。


でも君な、世の中には


“一寸先は闇だ”


という言葉もあるよ」



と言うわけです。




変化の先取りをしようと思って失敗するのが、


株や先物買いです。


「きっと値が上がる。


今のうちに買っておこう!」と。


それを高く売って、儲ける。


でも、儲けるために人生があるんじゃないんです。


人間はそんなちっぽけなものじゃないんです。


人間というのは、もっともっと美しい、


もっともっと立派なものなんです。




私はよくわからないので、


「参りました。教えてください」


と言いました。



すると、幸之助は言いました。



「簡単やないか。


君が変化を起こしたらええねん。」



確かに自分が変化を起こしたら、


絶対に乗り遅れない。



これは私が事業をする上において、


非常に心強い言葉になりました。



私は30年間、社長職をやっていますけど、


全部、無から有を生み出してきました。



「無から有を生み出すのが経営なんだ!」


松下の経営に対する考え方の一つです。



「マーケットは自ら作るもの。


与えられるものでも、奪い合うものでもない。


未開の原野を切り開いていくものだ。


田を耕し、


肥料を入れて、


手を入れて、


初めてできるものだ」


そういっています。




事業と言うのは、


「できるかできないか」


ではなく、


「儲かるか儲からないか」


でもなく、



「やるべきかやらざるべきか」


「この仕事は、うちの会社でやる仕事か、


やってはいけない仕事か。


これで意思決定をしろ」


ということなんです。



――――

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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 21:40│Comments(1)勉強になります
この記事へのコメント
こんにちは~

無から有を生み出す

まさに斎藤一人さんも言っていた
ことばです!!!

これからもステキな記事楽しみにしてますね^^
Posted by *Ri-sa**Ri-sa* at 2011年08月17日 13:24
 
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