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2013年05月01日

リンゴのうさぎ





《りんごのうさぎ》

ある小学2年生の女の子が、学校から帰ると、

お母さんが病気で入院することになりました。


明日は、楽しみにしている遠足・・・。


お父さんはお母さんの病院に付いていなきゃいけないし、あしたのお弁当どうしよう・・。



女の子が困っていると、小学6年生のお兄ちゃんが、

「おれがつくってやるよ」

と冷蔵庫をのぞきながら、

「おにぎりと、たまごやきと、ウィンナーでいいよな」。


女の子が、

「うん。りんごある?」

ときくと、

「うん、あるよ」。

「じゃあ、うさぎさんにして!」・・・。


うさぎの形のりんごは、お母さんがつくってくれたお弁当には、必ず入っていたそうです。

「そんなのできないよ!」とお兄ちゃん・・。


「じゃ、いい」と女の子は、少し悲しそうに返事をしました。



翌朝、台所に行くと、テーブルの上に、お弁当がのっていました。

女の子は、そのお弁当をリュックに入れて、遠足へ。


お昼の時間、お弁当を開けると、・・・

大きなおにぎりが2つ。

たまごやき。ウィンナー・・・。


それに、うさぎの形をしたりんごが4つ入っていました!

そのうさぎは、大きさも形もふぞろいでした。・・・

お兄ちゃんがつくってくれたんだ・・・・。


女の子は胸がいっぱいで食べることができませんでした。



夕方お母さんの病院へ行って、

「お兄ちゃんが、うさぎのりんご、つくってくれたんだよ」と、

お弁当を開けて、食べられなかったうさぎのりんごを、とても嬉しそうに見せました。


「せっかくだから、みんなでいただきましょう」とお母さん。


一緒にいたお兄ちゃんは恥ずかしそうにうなずきました。


病室で、みんなで食べたりんごは、ちょっぴり、すっぱい味がしたそうです・・・・。

出典
FM福岡より

ゆうの100人の1歩より
空メール登録は↓
00551553s@merumo.ne.jp


この頑張ったお兄ちゃん以上に妹は忘れる事の出来ない思い出に成ったと思います

見返りを求めない行動こそが、人の心に伝わるのでしょうね


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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 17:45│Comments(0)感動話
 
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