2012年10月20日
潔さ
《潔さ》
昭和の大物政治家、
三木 武吉(みき ぶきち)さんが初当選した1917年のお話です。
三木さんが総選挙の演説会において、
対立候補の方からこう言われたそうです。
「名前は言わないが、某候補は家賃を2年分も払っていない。
米屋にも、1年以上ためている。
このような男が、国家の選良として、議政壇上で、国政を議することができるでありましょうか。
この一事をもってしても某候補のごときは、いさぎよく立候補を辞退すべきものと、私は信ずるのであります」
これに対し三木さんは次の演説会場で、
「某候補がしきりと、借金のあるものが立候補しているのはけしからんと、攻撃しているそうだが、
その借金がある某候補とは、かく言う不肖この三木武吉であります。
三木は貧乏ですから、借金があります。
米屋といわれたが、それは山吹町の山下米屋であります。
1年以上借金をためているといわれたがそれは間違いで、
じつは2年以上もたまっております。
家賃もためているのは2年以上ではない。
正確にいいますれば、3年以上も支払いを待ってもらっておるわけです。
間違いはここに正しておきます」
と反論し、会場は拍手と爆笑に包まれ、「えらいぞ、借金王」と野次が飛んだそうです。
魂が震える話より
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潔さって大切な気がします
事実を受け入れる勇気
それを隠そうと無理すると間違いを起こし戻れなくなってしまう気がします
結果ダメになってしまう人が結構居ると思います
潔さが大切ですね
Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 20:49│Comments(0)
│勉強になります