2012年05月25日
背中で語る
俺が中2の時だったかな?
当時はすごく荒れてた。
窃盗、暴力… いろんなことをやってきた。
部活は野球部。
荒れていたけれど部活だけは一生懸命だった。
でも顧問の先生はすごく怖かった。何度もやめそうになったよ。
それでも俺は続けた。
なにより野球が好きだったから。
そんなある日、事件が起きた。
俺は万引きで警察に捕まったんだよ。
署で指紋をとったり、事情聴取などをした。
無論、警察から親に連絡をして、母が迎えに来ることになった。
母が来て、母は必死に警察の人に頭を下げていた。
そのあと親にはこっぴどく怒られた。母は口をきいてくれない。
親父には殴られる…
そのあと警察から学校に連絡され、俺は一週間の部活停止…
顧問の先生にはもちろん怒られた。
めちゃくちゃに言われた。
もう終わりだと思ったよ。
このまま部活を退部して、ぐれて、ろくでもない人生を送るんだと思った。
それでも顧問の先生は俺を見捨てなかった。
部活停止の一週間はすべてトイレ掃除だった。
全学年のトイレを掃除した。
顧問先生は部活には顔をださず、その一週間、
ずっと俺のトイレ掃除を手伝ってくれた。
一生懸命、便器をこすってる先生を見て、俺は思ったよ。
『変わろう』って。
それから俺はぐれることなく、中学、高校を卒業した。
今は普通に働いて、家族もいる。
今の俺があるのは、あの先生のおかげなんだよ。
ありがとうございました。
先生。
ゆうの100人の1歩より
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どんな事があっても見捨てない
ずっと見守るよと子供達の心で感じる事が出来れば
みんな真っ直ぐ成長して行くのだた思いました
Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 12:37│Comments(0)
│勉強になります