2012年02月09日
3年峠
何か新しい発想をする時は
視点を変えてみる事が大切
そんな事を気付かせてくれますよ
〜〜〜
昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある日、おじいさんはいつものように山へ仕事に出かけました。
その日は、三年峠という峠を越えていかねばなりません。
朝、出る前におばあさんはこういいました。
「おじいさんや。あの三年峠には気をつけるんじゃよ。
あそこで転んだものは、
3年で死んでしまうという言い伝えがあるんじゃからなぁ。」
おじいさんが三年峠にさしかかると、
いつもより慎重に歩きました。
「右足の次は左足」というあたりまえのことを意識しすぎてコチコチになり、
ついに足がもつれて転んでしまいました。
「これはしまった。大変だ!」と、
おじいさんは慌てて家に帰り、
おばあさんに報告しました。
おばあさんはたいそう驚きましたが、
そのうちニコッと笑ってこう言いました。
「なあおじいさんや。人間はいつかは必ず死ぬわなぁ。
3年後に死ぬと決められるとそれもつらいわなぁ。
でもよく考えてみると、三年峠で転ぶと3年後に死ぬということは、
あと3年は生きられるという保障を得られたようなものじゃわ。
わっはっは!
おじいさんや、もう一度三年峠に行っって転んでいらっしゃい。
そうすれば6年生きられるわい。
あと2回転べば9年じゃ。
こりゃめでたいめでたい。」
おじいさんはさっそく三年峠に行き
コロコロ、コロコロ転び、ついに天寿をまっとうしました。
ゆうの100人の1歩より
空メール登録は↓
00551553s@merumo.ne.jp
視点を変えてみる事が大切
そんな事を気付かせてくれますよ
〜〜〜
昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある日、おじいさんはいつものように山へ仕事に出かけました。
その日は、三年峠という峠を越えていかねばなりません。
朝、出る前におばあさんはこういいました。
「おじいさんや。あの三年峠には気をつけるんじゃよ。
あそこで転んだものは、
3年で死んでしまうという言い伝えがあるんじゃからなぁ。」
おじいさんが三年峠にさしかかると、
いつもより慎重に歩きました。
「右足の次は左足」というあたりまえのことを意識しすぎてコチコチになり、
ついに足がもつれて転んでしまいました。
「これはしまった。大変だ!」と、
おじいさんは慌てて家に帰り、
おばあさんに報告しました。
おばあさんはたいそう驚きましたが、
そのうちニコッと笑ってこう言いました。
「なあおじいさんや。人間はいつかは必ず死ぬわなぁ。
3年後に死ぬと決められるとそれもつらいわなぁ。
でもよく考えてみると、三年峠で転ぶと3年後に死ぬということは、
あと3年は生きられるという保障を得られたようなものじゃわ。
わっはっは!
おじいさんや、もう一度三年峠に行っって転んでいらっしゃい。
そうすれば6年生きられるわい。
あと2回転べば9年じゃ。
こりゃめでたいめでたい。」
おじいさんはさっそく三年峠に行き
コロコロ、コロコロ転び、ついに天寿をまっとうしました。
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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 12:39│Comments(0)
│勉強になります