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2012年02月04日

素敵な配達員

素敵な配達員の話です

心遣いとはこの様な事を言うのですね♪

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「お墓に配達された御礼状」


福岡県の川辺さんと言う方が、数年前の新聞に投稿されていた記事です。


自分たち夫婦が結婚して20周年を迎えた。


20年を無事に迎えることが出来たのは

結婚式に出て下さった人たちが支えてくれておかげだと…

20年前の結婚式に出席して下さった方たちに、お礼の手紙を書かれたそうです。



書いてる最中に、ご主人が奥さんに聞かれたそうです。


「この手紙を出す人の中で、一番お世話になって人は誰だと思うか?」と


奥さんは「あなたのご両親でしょうね」とおっしゃったそうです。


ところが亡くなったご両親ですから、どこにおられるかと言うと、

福岡市内の市営平尾霊園に眠っておられるのです。


それでも手紙を書こうと言って、御礼状を書いて、

宛名は福岡市平尾霊園川辺家××××と言う戒名だけで、ハガキを出されたそうです。



戻ってくるハガキだったのですが、戻ってこなかったのです。


奥さんは娘さんを連れてお盆にお墓参りに行かれたら、

風で飛ばないように石がおかれ、

濡れてもいいようにビニールに包まれたハガキが、

このお墓の前にきちんと配達されていたそうです。



それを見て驚いた奥さんは、霊園の事務所に行って聞いたそうです。


その事務所の方は、

郵便配達の方が来られ、このハガキを届けたいので、

場所を教えて欲しいと言って、

配達して帰られたそうです。


このことを知り、川辺さんは新聞に、


「私は一人の市民として、こんな優しい人たちが影で支えてくれている、

福岡という町が大好きになりました。」

と書いたそうです。



この時の郵便配達の人も、

決して褒められたいとか、

認められたいとか、お礼を貰いたいとか

損得ではないから、

人の心を動かすような「であい」になったのだと思います。


人間と言うのは、いい人に出会いたい、いいことにめぐりあいたいと思う人はたくさんおられるが、


じゃあ自分が他の人にいいことをしてあげているか、

自分が人としていい人で、

であっているかということが、

もっと大事なのです。




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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 19:43│Comments(0)感動話
 
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