2011年06月30日
おばあちゃんのたんこぶ
温かい話です
【おばあちゃんのたんこぶ】
物心ついたころから、
僕にはお母さんがいませんでした。
母親代わりに
僕を育ててくれたのは、
目の不自由なおばあちゃん。
でも、おばあちゃんは、
目が不自由だと思えないぐらい
明るくて、元気で・・・
そんな大好きなおばあちゃんと僕は、
ずっと二人で一つで生きてきました。
台所では、おばあちゃんが、
見えない包丁をスムーズに使って料理する隣で、
お鍋にごみが入っていないか、
見守るのが、僕の役目。
そんな子供の頃の出来事で、
今でも思い出すことがあります。
それは、
僕が保育園に預けられて間もないころのこと。
送りの時は、
僕が一緒にいて、
手をつないでいるのでいいのですが、
目の不自由なおばあちゃんは、
迎えに来るのが一苦労。
なので、保育園から帰るのは、
決まっていつも、僕が最後。
そんなある日。
いつものように一緒に遊んでいた友達のお母さんが、
一人、また一人と迎えに来て
結局、僕はまた一人ぼっち・・・
僕は、待っている間、
小さなジャングルジムで遊ぶことにしました。
しかし、
辺りが暗くなっても、
おばあちゃんは迎えにきません。
いつもなら、
もう迎えに来ている時間なのに。
「僕はおばあちゃんに
捨てられたんだ」
と思い、不安でいっぱいになって、
泣きそうになって。
でも、先生には、
泣いていることがばれてくなくて、
ずっと下を向き、
堪えていました。
どのくらい時間がたったのでしょう。
「清人くん!
迎えにきんしゃったよ!」
と言う先生の声が聞こえました。
顔を上げると、
そこにはおばあちゃんがいました。
僕は怒って、
「なんで、こげん遅いと?」
と近寄ると、
おばあちゃんのおでこに、
大きなたんこぶができていました。
「遅うなってごめんね。
道に迷って、
頭に電信柱ばぶつけてね。」
おばあちゃんは、
僕を捨てるどころか、
一生懸命、
僕を迎えに来てくれたのです。
その日の帰り、
僕はいつも以上に、
強く、
おばあちゃんの手を握っていました。
「ばあちゃん!
いつまでも長生きしてね!
今度、ひ孫の顔、
触らせに行くけんね!」
(芸人バッドボーイズの清人さんの話)
感謝ばかりする
成功者はいるが、
他人のせいにしている
成功者はいない。
(福島正伸さん)
【輝く未来ビト】より
登録は空メールで
00576250s@merumo.ne.jp
【おばあちゃんのたんこぶ】
物心ついたころから、
僕にはお母さんがいませんでした。
母親代わりに
僕を育ててくれたのは、
目の不自由なおばあちゃん。
でも、おばあちゃんは、
目が不自由だと思えないぐらい
明るくて、元気で・・・
そんな大好きなおばあちゃんと僕は、
ずっと二人で一つで生きてきました。
台所では、おばあちゃんが、
見えない包丁をスムーズに使って料理する隣で、
お鍋にごみが入っていないか、
見守るのが、僕の役目。
そんな子供の頃の出来事で、
今でも思い出すことがあります。
それは、
僕が保育園に預けられて間もないころのこと。
送りの時は、
僕が一緒にいて、
手をつないでいるのでいいのですが、
目の不自由なおばあちゃんは、
迎えに来るのが一苦労。
なので、保育園から帰るのは、
決まっていつも、僕が最後。
そんなある日。
いつものように一緒に遊んでいた友達のお母さんが、
一人、また一人と迎えに来て
結局、僕はまた一人ぼっち・・・
僕は、待っている間、
小さなジャングルジムで遊ぶことにしました。
しかし、
辺りが暗くなっても、
おばあちゃんは迎えにきません。
いつもなら、
もう迎えに来ている時間なのに。
「僕はおばあちゃんに
捨てられたんだ」
と思い、不安でいっぱいになって、
泣きそうになって。
でも、先生には、
泣いていることがばれてくなくて、
ずっと下を向き、
堪えていました。
どのくらい時間がたったのでしょう。
「清人くん!
迎えにきんしゃったよ!」
と言う先生の声が聞こえました。
顔を上げると、
そこにはおばあちゃんがいました。
僕は怒って、
「なんで、こげん遅いと?」
と近寄ると、
おばあちゃんのおでこに、
大きなたんこぶができていました。
「遅うなってごめんね。
道に迷って、
頭に電信柱ばぶつけてね。」
おばあちゃんは、
僕を捨てるどころか、
一生懸命、
僕を迎えに来てくれたのです。
その日の帰り、
僕はいつも以上に、
強く、
おばあちゃんの手を握っていました。
「ばあちゃん!
いつまでも長生きしてね!
今度、ひ孫の顔、
触らせに行くけんね!」
(芸人バッドボーイズの清人さんの話)
感謝ばかりする
成功者はいるが、
他人のせいにしている
成功者はいない。
(福島正伸さん)
【輝く未来ビト】より
登録は空メールで
00576250s@merumo.ne.jp
Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 12:45│Comments(0)
│感動話