2011年05月27日
大切な心
今から100年くらい前、
サモアの酋長“ツイアビ”さんが、
はじめて文明諸国を見て、
そのときの驚きを、
島の人々に語って聞かせました。
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「四角い石の建物の中に住み、
隣の人が敵かどうかを判断してからでなければ、
その扉を開けられない」
「丸い金属と強い紙。
彼らが“お金”と呼んでいるもの。
これが白人の神さまだ。
あの国ではお金なしには生きてゆけない。
日の出から日の入りまで」
「人間の重さをはかるのは気高さや勇気や心の輝きではなく、
一日にどのくらいお金を作るか、
どのくらいお金を箱にしまっているかなのだ」
「私たちの島のやりかたはそうではない。
もてなしをしたからといって何かを要求したり、
何かをしてやったから贈り物をほしがるような人間を、
私たちは軽蔑する。
この立派な慣わしを大切にしよう。
ひとりの人間がたくさん持っていて、
その他の人びとは何もない、
というようなことを私たちは許さない。
その慣わしを大切にしよう。
そうすれば私たちは、
隣のきょうだいが悲しがっているのを見て、
嬉しそうにしていられる白人のような心にならずにすむのだ」
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「パパラギ」
はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
エーリッヒ・ショイルマン (著), 岡崎 照男 (翻訳)
ソフトバンク文庫より
魂が震える話より
登録は空メール送信で
00526431s@merumo.ne.jp
すごく色々な思いを感じます
お金を神様のように扱う人達
確かにお金は大切です
でもお金は交換する手段で使うもの
お金を貯める事を目的にしている人が多いと思います
もっと心に愛を貯金する事を意識しなければと感じました
Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 19:08│Comments(0)
│勉強になります