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2011年01月20日

まだまだ日本は温かい人が居ますね

「大雪ぬくもり国道」



みなさんの記憶にもまだ新しい事件だと思いますが、

山陰の大動脈である国道9号線で


昨年の大晦日の午後3時40分頃、

大型タンクローリーが雪道でスリップして

立ち往生しました。



一車線の国道は、たちまち渋滞になり、

長い長い車の列ができました。


およそ1000台の車が25キロも繋がって

まったく動くことができなくなったのです。



ところが、国道沿いに住む人たちは、

そのことを全く知らず、

テレビで紅白歌合戦を見ていました。



昼間は積雪がゼロ。


それが年が変わる頃には、

なんと90センチになっていました。


近隣に住む看板工房を営む祇園和康さん(79)が

朝起きてストーブを付けようとしたところ、

トントントンと入口を叩く音がしました。



50歳くらいの女性が真っ青な顔をして立っていました。


「トイレを貸してください」


その女性は、50メートルも歩いて、

灯りが点った家を見つけて駆け込んだというのです。



看板屋である祇園さんは、早速得意の看板を作って、

国道脇と自宅に立て掛けました。



「トイレ→」


自宅のトイレを開放してあげたのです。



それが、すぐに近隣の住民に伝染しました。


正月のおせちを配る人、

赤ちゃん連れのお母さんに、

ミルク用のお湯とともに毛布を貸してあげる人。


地元の有名なお菓子屋さん「やまもとおたふく堂」さんでは、

元旦にお客様に販売する予定だった「ふろしきまんじゅう」を

車の中で過ごす人たちに無料で配ったそうです。



公民館では、近所の女性たちが集まり、

ご飯の炊き出しをして「おにぎり」を作りました。


疲れをとるため、ちょっと塩味をきかせて。


さらに・・・


国道で渋滞に遭った車の中には、

コンビニチェーン「ポプラ」の配送トラックもいました。


そのドライバーは、携帯で会社の上司へ連絡して

許可をもらって、コンビニ各店へ配送するはずだった「おにぎり」やお弁当を

立ち往生して困っている人たちに無料で配りました。



この背景には、事故の起きた琴浦という町の土地柄があったといいます。



昔から日本海で難破した船があると、

浜に漂着した船の乗組員を町の人たちが

総手で救助してきたそうです。


葬儀や祭りの料理も、みんなで作ります。


100人の1歩より
00551553s@merumo.ne.jp


人のぬくもりって良いですね

ちょっとした優しさを振りまき連鎖していく

素敵だーなー


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Posted by 毎日コツコツ(霜鳥) at 22:07│Comments(3)感動話
この記事へのコメント
心が温まる話、素敵ですね~
渋滞に会ったことは不幸の様に思えるけど、一生忘れられない日になるでしょうね。
Posted by ふにっふにっ at 2011年01月20日 22:55
良い連鎖だね!


人との繋がりあるから良い連鎖を心がけよ!
Posted by 顔長マスター at 2011年01月20日 23:20
ふにっさんこんにちは
渋滞だけで捉えると不幸かもしれませんが
渋滞のおかげで心温まる交流も入れると良い体験と言えると思います
コメントありがとうございます

顔長マスター さんこんにちは
良い連鎖最高ですよねーー
マスターの周りにも〇〇な連鎖があるのでは?
私の周りはワクワクの連鎖が・・
Posted by 毎日コツコツ毎日コツコツ at 2011年01月24日 20:45
 
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